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【4月から】ダイヤ改正でどこが変わる?

先日、ライトラインの4月のダイヤ改正について新たな時刻表が発表されました。内容について市民の目線から紹介していきます。

目次

朝ピーク時(下り)の改正内容

快速運行の実施

ダイヤ改正で新たに快速列車が導入されます。

2024年3月までの時刻表

今までは上記の時刻表の各駅停車のみでしたので、終点まで48分かかっていました。

2024年4月からの時刻表

新たに朝ピーク時に快速が2便導入されます。終点まで42分と改正前と比べて6分短縮されます。

1本目の快速は宇都宮駅東口を6:58発の設定で、東京駅からの始発下りの新幹線「やまびこ」からの乗り換えを考慮しています。やまびこが宇都宮駅6:52着なので、定刻通りであれば普通の歩速でライトラインに乗り換え可能です。本田技研工業への都内からの通勤客が利用することを想定しているのでしょう。

2本目は7:46発となっており、混雑時に追加されています。新幹線との乗り換えを意識している設定ではなさそうです。学生利用やキヤノンへの通勤を意識した時刻設定になっています。以前の記事でも触れましたが、今後は快速はもう少し通過駅を増やしてもいいのではないかと個人的に思っています。

朝時間帯で2本の増便

始発から8時半の間で18本から20本に増便されます。沿線のマンション建設が進んでおり、利用客も増えています。そのため座れないことが多いですが、増便で多少なりとも座れる機会が増えるのはありがたいです。

グリーンスタジアム前行きが追加

宇都宮駅東口6:48発、7:08発の2便はグリーンスタジアム前電停止まりとなっています。今まではこの設定はJ2試合が行われる日等の臨時便のみでしたが、新たに朝ピーク時に導入されます。グリーンスタジアムに行くための需要ではなく、最寄りのキヤノンなどの工業団地への通勤利用者が朝時間帯は多いためです。そのため、キヤノン通勤客が主に利用することになるでしょう。

快速が通過する駅からゆいの杜より東に行く場合に朝時間帯がやや不便になったかもしれません。駅東公園前、峰電停では快速通過の影響で朝ピーク時に最大12分次便まで待つ時間帯が出てきます。改正前は8~9分間隔だったので、若干待ち時間が延びることになります。

夕ピーク時(上り)の改正内容

4本の増便

18時~20時台では合計で4本増便されます。以前も触れましたが、夕ラッシュ時は通勤客とベルモールへの買い物客の帰宅時間が重なるため非常に込み合います。上りでは陽東3丁目~峰電停で満員で乗車できない光景を何度も目撃していますので、この増便は非常に嬉しいですね。

深夜帯(上り)の変更

本数は減るが宇都宮駅に行きやすくなる

以前の記事でも少し触れたのですが、現在の改正前ダイヤでは深夜帯にゆいの杜から宇都宮駅に行く際に22時台の便を逃すと次まで1時間近く待たなければいけない状態になっていました。これは上りの平石止まりが2連続となっていたため、最悪の場合、平石に22:47着後に23:24発の平石発宇都宮駅東口行まで40分弱待つことになります。

実際にこの便に乗車したことがあるのですが、6人ほどが平石駅から徒歩でベルモール方面まで1㎞以上深夜に歩いていました。ベルモールまで行けば、そこからLUUPを利用できます。平石電停周囲はイチゴ農園のため、鬼怒通りに出るまでは非常に暗い道が続きます。

ダイヤ改正後は22時台の便は1本減りますが、宇都宮駅東口まで直接行ける便は増えるため個人的にはありがたい改正です。ただ、便数は減っているので、芳賀方面から平石電停より手前で降車する人には少し不便を感じることになるでしょう。


改正内容についての概要はこの通りです。全体的に便利になっていますが、利用状況を鑑みて一部の時間帯では減便になっているところもあります。利用者に寄り添ったダイヤになっていると個人的には感じており、今後も適宜利用状況に応じた運行に期待しています。

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この記事を書いた人

2022年に宇都宮市に移住。変わりゆく街の様子や地域のトピックを気の向くままに記事にまとめています。

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